閨事密夜
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※やっちゃってます
※ごめんなさい、ごめんなさい…、夢見すぎてごめんなさい
※幸せ、イチャコラ、ベッタベタ
※我が家の理想な夫婦が生息しています
※…公式だと嫁は男だけど、もう女で良くない?
※耐えられん、と感じた方は即お逃げになって下さい、はい


















暗(くら)がりの夜、擦る布の音。
微かに聞こえる艶ある声。
「んっ…んん」
小さい口で必死に小平太の自身を奉仕する滝夜叉丸の姿はとても妖艶だった。
やや苦しそうな顔をしつつも、決して動きを止めようとはしない。
何も身に纏わない姿で、頬を赤らめながら、もっと感じて欲しいと言いた気に丁寧に施していく。
小平太はそんな滝夜叉丸をただ髪を撫でながら見つめるだけでも愛おしくて、可愛がりたくなる気持ちが湧いていった。
「滝……」
そして、滝にこんな淫らな事をさせているのは自分だと思うと、ぞくぞくして堪らなかった。
耳に入ってくるねっとりとした音。
与えられる熱にふるり、躯が身震いする。
あ、やばい。
”離して”と言おうとした瞬間、ちゅうと弱い鈴口を吸われ、どうすることも出来ないまま白い液があっけなく溢れた。
「ふ、あぁっ」
どろり、と液が滝夜叉丸の顔に被る。
あーあ、滝の顔が汚れちゃった。
小平太はぼんやり思いつつも、この状況に興奮する気持ちが踊っていた。
「ごめん、滝」
そう言うとぐい、滝夜叉丸に顔を上げさせ、自分と視線を合わせる。
赤く頬染めしてほわり、とした顔に白い液が掛かったその顔が一瞬、本当に遊女を思わせた。
本当に綺麗だよなぁ、と小平太は思う。
れろ、と滝夜叉丸の顔に掛かった自分の液を少しずつ舐め取る。
頬や額、とまるで猫の毛づくろいのよう。
全て綺麗にし終わると、最後に軽くちゅ、と口付けをした。
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