出来るなら、共有(いっしょ)に
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※こへ+次滝と言ってますが、多分こへ滝←次に近い
※嫁は愛されまくっています
※恐らく、これはただの嫁の調教話
※3P…、ごめんなさい!orz(スライディング土下座)
※お叱り受ける前にお詫びします。すいません



 好きだった。
 いつもぐだぐだ煩くても、その分委員会の時とかは優しく気遣って面倒を良く見てくれるから。
 多分、先輩は不器用なんだと思う。
 そんな先輩が好きだった。
 その先輩が七松先輩が好きでも。
 二人が恋仲でも。
 一度でいいから、先輩を抱いてみたかった。
 







「さ、三之助っ!?」
 滅多に使われない体育委員会が使う部屋。
 大事な書類を忘れてた、と小平太が滝夜叉丸と三之助に取り行かせたのがそもそもの事の発端。
 部屋は会計委員のように常利用していない為、あまり散らかっていない。
 そこで書類を見つけるのは容易な事だった。
「三之助、戻るぞ?」
 と、滝夜叉丸が書類を手にした時だった。
 三之助がいきなり滝夜叉丸を後ろから抱き締めた。
 というのが事の流れである。
 とりあえず、気まずい。
 滝夜叉丸はこの状況をどうするべきか、即座に頭を回転させ、状況打破を考えた。
「先輩って結構腰細いですね」
 三之助は滝夜叉丸が打破策を考え出す前に行動に出た。
 するり、と三之助が両手で腰を撫でる。
「な、何処を触っている!」
 慌てて滝夜叉丸は腰を弄る三之助の手を掴み、動きを止めさせた。
 その顔は赤くなっており、可愛らしい。
「腰ですけど」
「馬鹿! 触り方がいやらしいぞ!」
「そうですか?」
 何喰わぬ顔で手を動かし続けるから質が悪い。
 その手はやがて、滝夜叉丸の腰紐を解いた。
 ばさっ、と滝夜叉丸の足元に落ちる袴。
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