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□ログ(文仙)
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こんな台詞を言わせたみたシリーズ
※ちなみに台詞の選抜は管理人の"趣味"です。
『貴方は犬』
(文仙の場合)
校内をいつものように10キロ算盤を携え、歩いている時。
「文次郎」
明るい口調で声掛ける仙蔵の声。
それを聞いた瞬間、背筋が凍るような殺気が伝わってきた。
何が起こっている。
あれ、俺何かしたか?
とりあえず、怖いぞ!
文次郎はこれから起こるのであろう恐怖に息を呑んだ。
「お前、さっき四年生の田村と何をしていたんだ?」
「あ?」
お前、見てたのか!
あえて口にはしなかったが、文次郎は心の中でそう叫んだ。
だが、何故自分がこんな目に合うのだ、と文次郎は疑問を抱いた。
別に変な事をした覚えも無い。
ただ三木ヱ門と普通に話しただけなのに。
「何を話していたのだ?」
怒っているような言い方でない分、普段のように語り掛けてくる仙蔵に文次郎は振り向きたくても恐ろしくて振り向くことが出来なかった。
「あ、いや…次の委員会についてをだな」
「ほう」
た、頼むかからその殺気は何とかしてくれ!
文次郎はあまり仙蔵を刺激しないように言葉を選んで言うが、やはり怖いものは怖いものと変わりは無かった。
後ろの仙蔵が近づいている。
そして、耳元で囁いた。
「お前は私の何だ?」
どきり、と心臓が高鳴った。
何を聞くんだ、いきなり。
一気に顔が赤くなっていくのがわかる。
こ、こういう時は…
「こいび」
「何を言っているのだ、お前は」
文次郎の言葉は虚しく消えさり、容赦ない蹴りが振り下ろされた。
「もう一度、聞くぞ? お前は私の何だ?」
あぁ、あれを言わなくてはならないのか。
「…い、犬です」
「あぁ、そうだ。お前は私の犬だ。なら…」
「な、なら?」
「他の奴とデレデレするな!」
また蹴りが繰り出された。
痛い、本当に痛い。
「用はもうない」
そう言うと、仙蔵はすたすたと去って行った。
文次郎はその場に倒れ伏す。
そして、こう言った。
「何だったんだ?」
〜09/6.8
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変な話ですいませんでした。
恋人なんて甘い!
仙様はツンデレです!
ゲーム『アルト/ネリ/コ2』に実際ある台詞から引用しました。
ヒロインが主人公に対して本当に言うだって!
「そうよ、貴方は犬よ!犬!」
ク/ロアが好きなのに、クローシ/ェ様…
エロ/いゲームじゃないはずなのに何故あの時聞いてて私は恥ずかしくなったのかな?
文仙に似合う台詞だとずっと信じてた。
仙様なら私は言いかねないと思う。