拍手ログ

ログ(ななまつ家)
5ページ/34ページ

※ななまつ家
※いい旦那ですな







『朝の朝食』









休日の朝は妻の滝よりも小平太が先に起きる。
横を見れば、まだ深く眠りに付いている滝がいてその寝顔が可愛くてたまらない。
起さないようゆっくりと起き上がり、ふかふかのダブルベッドから抜け出す。
そして、白と緑のチェックのパジャマから部屋着の私服へと着替えると台所へと立った。
冷蔵庫を開けると、そこからベーコンと卵を取り出し、それらをフライパンでジュウと音を立てて焼いていく。
それは目玉焼きで黄身が固くならないよう半熟で焼き上がれば、それは予(あらかじ)め用意されていた二枚の皿に盛られ、そこに千切ったレタスを添えつけた。
暫くすると、小平太は再び寝室へと戻った。
まだ滝はぐっすり寝ている。
小平太はあまり物音立てないようにベッドに乗り、滝を揺すった。
「滝、朝だよ」
「んん…」
声が聞こえたのか、身じろいで寝返りをする。
そして、ゆっくり目を開けた。
「おはよう、滝」
「おはようございます、小平太さん」
「起きれるか?」
「まぁ、なんとか」
「朝ごはん準備出来ているから」
「ありがとうございます。もう少ししたらそっちに行きます」
「わかった」
そう言って小平太は滝の額に軽くキスをした。
それはほんわかとした朝だった。
テーブルの上には目玉焼きに味噌汁にご飯。
立派な朝食が丁寧に並べられていた。
食べる肝心の二人はまだゆったりと寝室の中。








今日も七松家はほのぼのです。







++++++++++
嫁が休日起きるのが遅いのは旦那がいろいろと頑張るからです←
まぁ、いろいろと。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ