拍手ログ

ログ(ななまつ家)
29ページ/34ページ

※また起きた謎の現象
※何故泣く、長男よ
※小平太にしか出来ない伝家の宝刀を一発封印した長男
※親になったら赤ちゃんとの接し方をきちんと学びましょう








『旦那の子育て日記』







滝が赤ちゃんと共に退院したのは出産から数日後。
七松家に新しい家族が加わった事によって慌しさは一層に増した。
今日は土曜日の休日。
七松家に大きな泣き声が上がった。
「三之助、どうしたの?」
声を聞いて駆けつけた滝がベビーベッドの上で泣く三之助に声を掛ける。
「お腹空いたの? それともおむつ?」
滝は三之助を抱いて様子を見る。
すると、お尻の方がやや膨らんでいるような感じがした。
「あぁ、おむつか。それじゃ、取り替えようね」
そう言って滝は手際よく替えのおむつを取り出し、取替えの準備をした。
「滝、どうしたの?」
「三之助のおむつを取り替えようと」
「じゃあ、私がしようか」
「あ、ではお願いします。私はお昼の準備をします」
滝はそう言って小平太に替えのおむつを渡すと台所へと行った。
「よし、三之助。おむつ取り替えような」
小平太はテキパキとおむつを取り替える。
それはもう数日前と比べれば大分慣れたもの。
最初の不慣れさといったら悲惨の一言であるが、問題はこの後である。
「三之助、ベッドに戻ろうな?」
三之助をベッドに移す事。
しかし、小平太が三之助を抱っこをすると必ず三之助が泣くのでこれは滝の役目になりかけているが、でもやっぱりそんなのは無しにしたい。
だって、そうじゃないと自分が情けないからだ。
おむつを取り替えたことによって、落ち着いている今なら三之助を抱けるかも。
何故小平太が抱っこしたがるか。
それはちょっとした小平太の夢で子どもをお手玉にように回してみたいからだ。
多分、いや間違いなく危険。
でも、小平太は隠し持っていた伝家の宝刀を使ってみたかった。
だって、昔もよくやっていたから。
そっと、そっと。
小平太は三之助の頭を持って抱こうとしたその時、危険を察知したかのように三之助は大きな声で泣き出した。
「どうしたのですか!?」
慌てて滝が台所からやってくる。
「い、いや、抱こうとしたら三之助がまた…」
「え、あ…またですか」
滝は小平太が抱こうとすると泣いてしまう三之助のことを知っている為、なんとも気の毒に感じてしまった。
「とりあえず、私がベッドに連れて行きますね。あ、おむつの取替えありがとうございます」
そう言って三之助に近づき、ゆっくりと抱き上げるとぴた、と泣き止んだ。
そして、滝を認識していたのか笑顔で腕を伸ばし滝の服を掴んだ。
その姿はあまりにもさっきの小平太に対するものとは全く別物で、
「何故私が抱こうとすると泣くんだ、三之助…」
小平太はがっくりするようにその場で肩を落とした。
こうやって伝家の宝刀は今回も長男の泣き声によっていともあっさりと折られた。
小平太は横を見ると滝に抱かれてきゃっ、きゃっと喜ぶ三之助の姿がある。
果たして、小平太にまともに三之助を抱ける日は来るのだろうか。







七松家の長男は思いのほか手強いようです。











++++++++++
嫁がいい嫁になっていくなー。
てか、さ・ん・の・す・けww^^
いや別にわざとではないつもり←
旦那はタイミング悪いだけだと信じてみる。
次回あたりからななまつ家とたけや家を半分ずつにして大体五、六話ぐらいに更新する予定です!
ついに来た、変態夫婦!^q^
久々知お嬢さんの乙女な妄想と竹谷先生の変態な妄想が見所です、きっと。
うん、ななまつ家はイチャイチャのラブラブだが、たけや家はドキドキのエロエロ。
竹くくはいやらしいと思うんだな!
虫プレイ(17期の予算会議)とかを公然とやる時点で竹谷の変態さと鬼畜さが伺えた。
だ、誰かそう思った人いませんか!?
あぁ、すいません。
ついアツくなりました。
とりあえず、ここまで見てくださりありがとうございました!
どうもでした!
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ