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ログ(ななまつ家)
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※ななまつ家
※ちょっと卑猥でごめんなさい
※た、たたた大変だぁ!
※旦那、少し落ち着こうか
※全く嫁は^^











『うっかりな旦那』





それは小平太がいつものように仕事から帰ってきた時のことだった。
「滝ー、ただいま!」
ガチャ、という玄関の閉まる音を合図に滝は小平太に向かってとたとた、と走っていった。
「おかえりなさい、小平太さん!聞いてください!」
「んー?」
「実は、赤ちゃんが出来たんです」
「え?」
突然な妻の言葉。
それはもうほんわりと笑って言っているものだから、もしかしてではない。
ついに…、ついに!
「ほ、ほんとか! てか、妊娠しているのに走ったら駄目じゃないか! お腹の子に何かあったどうするんだ!」
小平太はがしっと滝の両肩を掴んで慌てて注意した。
それはそうだ。
もう滝一人の身体じゃ…
「え? あ、の、私じゃなくて…」
「へえ?」
滝の話はこうである。
何でも赤ちゃんが出来たのは滝じゃなくてお隣の食満さん所の伊沙さんで、あまりの嬉しさにかくかくしかじか…
全てを聞き終った後、小平太は落ち着かせるように大きく深呼吸をした。
「あ、あのな滝、変に誤解するようなことを言わないでくれ。私今すっごく情けないじゃないかぁ」
ぐったりと小平太は凭れかかるように滝にむぎゅうっと抱き締めた。
「す、すいません。そういうつもりはなかったのですが…、でも、小平太さん赤ちゃんが出来たら喜んでくれることがわかっただけでもなんか嬉しいです」
すると、横からへー、と感心するような声がした。
「じゃあ、今から滝に赤ちゃんのお薬いっぱいあげよっかなー」
そこにはニヤニヤと笑っている旦那がいた。
「え、あの、ちょ、ちょっと、小平太さん待って」
「待てない!」
この後、夫婦二人は寝室直行したのは言わずもがな。








今日も夫婦二人はベタベタです。






++++++++++
すいません、こんなネタで。
でも、これはまだまだ序盤だよ!
さて、どうなるのかな!^^
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