小説館
□アナタの隣
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でも
そんな時はいつも新垣さんが気付いてくれる
赤くなった顔で
「こっ、恋人///…なんだから遠慮しなくてもいいでしょーが//」
って言ってくれる
そんなとこ
愛佳よりやっぱ大人なんやなって思う
やから愛佳は素直に
新垣さんに抱きつけるんやなって
新垣さんの体温が
匂いが
鼓動が
愛佳を安心させる
その全部が、愛佳を癒すんや
それにちょっとだけ
愛佳をワガママにもさせる
「新垣さん」
「ん〜何ぃ(笑)」
「もぅちょっと強くギューってしてくれまへんか?」
「ふふっ(笑)みっつぃ〜が甘えたになってる」
「いいんです愛佳、新垣さんのこと好きやもん」
「///」
さっきよりも真っ赤になってる新垣さん