□公開
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同日夜。

サスケは無事に帰宅し、サクラと共に、食卓を囲んでいる

サクラは、サスケがどんなに遅くなっても、夕食を食べず、必ず待っている。

サスケはそんなサクラが大好きだった。

「サスケくん。お仕事はどう?」

不意にサクラがサスケに訊いた。

「あ、あぁ。順調。あ、でも、やっぱりナルトは変わらずだ」

サスケは苦笑しつつ言った。

「そっかぁ」

けらけらと笑ってサクラは答えた。

「…にしても。」

ふぅ、とサスケは箸を置いた。

「若、には馴れないものだな。」

婿入り1年強。

若呼ばわりには未だ馴れないサスケは心底辛いものがあった。

「いいじゃない。」

ふふ、とサクラは笑った。

「私はお嬢。貴方は若。対等なんだから。」

ちゅ、とサクラはサスケの頬にキスを落とす。

「まぁ、いいか」




若、と呼ばれた優等生はお嬢と呼ばれる生徒会長と末永く幸せに。

更には春乃組の更なる繁栄をもたらした。








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