弐
□公開
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「行ってきます」
いくら、お金持ちのやの付く職業が家業なれど、サスケは学校を卒業して、大学に進学
大学卒業後は有名な会社に就職。
地位も立場もそれなりに良いところにいる。
毎朝、サスケは住居の離れの裏口から会社に向かう。
一度、母屋の表から出勤しようとしたら、玄関から、少し離れた門まで。
ずらりとやの付く職業の野郎共が、並び、盛大に見送ってくれたことがある。
それがサスケは嫌で、離れの裏口から出る様になってしまった。
「いってらっしゃい」
サクラは平然と行ってらっしゃいのキスをサスケに与える。
「あぁ」
これから先も。
万年ラブラブ夫婦なのだろう。
誰もが予感…否、確信できた。
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