作品

□知りたい、優しく愛したい
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今まで、自分からアプローチなどしたことがない白蘭は戸惑っていた。
どうしたら正一が自分のことを好きになってくれるか。
正一のことを調べたり、食事に誘ったりプレゼントを送っているが、全ては空回りしていた。

「う〜ん、次は何を送ろうかなぁ。
正チャンの好きなものって何だろう…」

そこにいるのは、ミルフィオーレのボスではなく恋する乙女のようである。

「早く正チャンが僕のこと好きになってくれたら、すごい優しくするのに。」

白蘭は、早速次のプレゼントを選びに仕事を抜け出すことにした。

全ては自分の恋の成就のために。

End
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