-novels-
□‡Black&Blood‡
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‐‡序説‡‐
曰く、この世には深く不思議な出来事が多々起こっている。それは、科学では証明出来ない事や、とても人とは思えないような行い。
人は、それを五感で感じ取る事が出来ない為、信じようとしない。
じゃあ、一体誰がそれを拡めたのだろうか??
誰が、それを見つけたのだろうか??
人が感じ取れない何かが、裏でうごめいているからこそ、この世があるのかもしれない…。
-AE;705-
世界の崩壊〈テラ・ホーミング〉により、人類の3/4が死に絶えてから早800年。
テラ・ホーミングの影響は凄まじく、大地の2/3は荒廃したまま、その姿を晒していた。
人類は、自然を戻そうという考えを起こし、アルガミテス帝国を創り上げる。
しかしその裏側には、帝国の、『制圧策』が掛かっていた。
ようは、また人類は歴史を繰り返そうとしているということである…。
しかし、今回は観点が違いすぎていた…。
何故なら、既に人類は最強の種族ではなくなっていたからである。
それは、一体人類にどのような影響を齎すのか??
一体、どういう意味なのか??
今は、誰も知らない…。