自傷
□道具
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私が自傷を始めたのは高校生の頃、
というのは前述しました。
今度は、その道具について
書きたいと思います。
自傷を始めた頃に使っていたのは、
裁ちばさみ。
裁縫のときに布を切るはさみです。
その頃は死ぬのが目的ではなかったため、
切れ味の良くないものを
選んで使っていました。
にしても、私はその頃
力いっぱい切っていたので、
結構切れて、痕も汚く残っています。
しばらくして、切りたい衝動が
頻繁に襲ってくるようになると、
はさみだけでなく、
いつもペンケースに入っている
カッターも使うようになりました。
裁ちばさみは、そのときによって
すぐに用意できないことがあるからです。
この頃から、死にたい気持ちや
死んでもいいやという気持ちが
起こってきたのだと思います。
一番最近愛用していたのは、
無印良品のカッターです。
無駄のないデザインが気に入り、
自傷専用にしていました。
一生ものにしようとさえ考えていました。
その頃は、死んでもいいという気持ちで
切ることが多かったため、
消えない傷が多々残っています。