■ストーリー■
20XX年
財団アクセス.オンは、電子戦闘シミュレーションシステムの開発に成功した。
特殊な機械に囲まれた椅子に座らされ、半透明のボール型ものを頭にかぶせられ、人は戦場にダイブする―。
さながらマトリックスのそれが実現したとして、脚光を浴びた。

脳体験とはいえ、きしむ骨の痛さも血の味も、リアル体験として5感を駆け巡る。
戦場経験のない新兵の教育システムとして、耳目を集めたが、度重なる反戦運動の槍玉に挙げられ、ライフラインともいえる研究費のパイプが大幅にカット。
財団は崩壊した。
............かに見えた。

この5年後―
「BRシステム」と名づけられたこのシステムは、思わぬ所で復活していた。マザーコンピューターを解して、一般的な携帯電話を媒体に、アクセスが可能になっていたのだ。

今や世界中の殆どの人が個々に持つ携帯からのダイブ。いつしか、仮想戦場に魅せられたマニアの間に広まりを見せていた―

携帯からアクセスするとマザーコンピューターは、その人の精神を乗っ取り孤島に連れ出してしまう。孤島は長崎沖に浮かぶ軍艦島に似ていると噂される。
完全に廃墟になった電子でできた軍艦島で何が起こっているのか…

マザーコンピューターから課せられた使命は…
ただ1つ―
「生きろ…」

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