短編(界王神)

□界王神様と彼女
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「シンの元カノってどんな人ー?」
「気になりますか」
「あ、いたんだ彼女」
「もう。そんなに嫉妬しなくても愛してます」
「彼女かわいそう……」
「え? 何が」
「彼氏がこんな髪型で」
「美人でした。頭が良くて、しとやかで、Dカップでした」
「なんで急に自慢始めるの?」
「大和撫子と言いますか、料理も上手くて」
「へえ、すごいねー」
「そう言えば、告白は向こうからでしたね」
「ふーん」
「一目惚れだったらしいですよ?」
「視力悪かったとか?」
「彼女の事は今でもいい思い出です」
「シン?」
「なんですか」
「いつまで嘘つくの?」
「貴女が嫉妬してくれるまで」

【そんなに嫉妬してほしかった?】

(その後一時間のやりとりののち、シンちゃんは拗ねました)
09.1.13
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