短編2

□この世の終わりがきみの笑顔でありますように
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ひとりの背中に託すには それはあまりに重すぎた それでも優しさを投げ出すことのない きみの大きな正義と 命の灯は 若く青いまま いま消える 天才という才能とひきかえに きみに与えられた 孤独と苦しみと運命を わたしは きみをあいしたすべての人が どれほど悔やんだことでしょう きみの守りたかった世界は きみという最大の痛みを伴って いまもここにあるけれど 道は本当にそれしかなったのだろうか きみを失う以外に なにか なかったのだろうか 意味のないことだとしても 考えずには 望まずにはいられずに きみが懸けたその命 出来ることなら守りたかった そんなこと きみは知らないのだろうけど でもだからひとつだけ 忘れないでください きみのために今も 涙をながす人がいることを きみ自身の存在の偉大さを L よく頑張りましたね どうかどうか この世の終わりが きみの笑顔でありますように



09.1.16 L change the WorLd

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