武装錬金

□ブソレン・アナザーストーリー

あらたなる宴
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カズキが一足はやく動き出した


「…斗貴子さんはどうおもうこの話を聞いて…」



「…まさかと思うが…戦団が特定できなかった奴らがまだこの銀成市に潜んでいるのかもしれない」


「…剛太は?」


「俺はその小早川ってやつが気になるな。ホムンクルスを倒したこともそうだがこの話だと錬金の戦士のことや戦団についていろいろしられていそうだ。そう言う武藤は?」


「俺は…やっぱりこの核鉄がきになるね。核鉄は戦団で、出来る限り管理しているはずだ。それなのにいま目の前にある。しかも普通の核鉄と違ってなにも刻まれていない…これじゃまるで誰かが新しく作ったようにしか…」




「正解☆中々いい勘してるね武藤カズキ…いや元ヴィクタースリーかな?」

いきなり校庭の奥の暗闇から声が聞こえた

「誰だ!そこにいるのは!でてこい!」

「怖いねぇ〜。凄い殺気さすがは錬金の戦士の津村斗貴子聞いてたとおりだ」

ザッ ザッ ザッ


小さな足音を鳴らしながら一人の少年が現れた

「何者だ…貴様…ホムンクルスか?」


「正解☆さすがよく分かってる。じゃあ俺が此処にきた理由は分かるかな?」

暗闇から現れた少年は楽しそうに笑顔ではなしている。

しかしホムンクルスとわかった三人は警戒をしていた。護だけは分けも分からず?を頭に浮かべてオロオロしていた。


「核鉄の奪還…もしくは目撃者の抹殺…か」
「正解だけど少し足りないな。あとは…錬金の戦士にたいして宣戦布告と…それにともなって寄宿舎を襲っておお暴れが大正解だよ」
少年はそう言うと核鉄を取り出した

「君達三人と確かあと一人戦士がいたはずだ。手始めに戦士全員を抹殺しようかな。それが終わったらそこのやつから核鉄を取り戻せばいいし…」


パキンっ・ガシュン!

「武装錬金・爪の武装錬金エレキシュナイダ―」

両手に鉄爪のようなものが指一本ずつについている


「…さて君達たしか核鉄今はもってないんだよね?逃げても良いし戦団に連絡してもいいよ。少しくらい抵抗してくれないとつまんないし…ね」

ケラケラ笑いながら少しずつ近付いてくる



「なんなんだ…あいつも…さっきの化け物も…どうなってんだ」

なにも分からない護はただただ脅えるしかなかった


「斗貴子さん…ごめん約束破る。」


「カズキ…」


「もう核鉄は使わないって約束だったけど…でも今!今使わなかったらきっと!きっと後で後悔することが起きる。それにみんなを守りたい。…斗貴子さんを守りたいから…後で罰は受けるだからごめん」


「あやまるなカズキ…君の好きなようにしなさい。私はカズキを信じてるだから、好きにしなさい」


二人はお互い顔を見合わせ軽く笑ったそして…



「ありがとう斗貴子さん…武装錬金!ランスの武装錬金サンライトハート」

カズキの前に光輝く小型の突撃槍が姿を表す

「そっかたしか武藤カズキは心臓の代わりに核鉄が入ってたんだっけな。良かったよ退屈しなさそうで…さ!」

カキン!


言い終わると直ぐ様カズキに攻撃を仕掛ける少年


「くっ!」


「どうした?随分隙があるな。実戦から離れて鈍ったか?そんなんじゃ大事な斗貴子さんを守れないぜ」


カキン カキン カキン
「くそ!早い!」


「当たり前だろ俺ホムンクルスだし。まぁその中でも早い方だけど…な!」


ガンッ!

ドスッ


「うわ!」

カズキは少年の攻撃を受け流したが次の一手の蹴りを受け吹っ飛ばされる


「カズキ!」


「先輩!危ない!行っちゃ駄目だ!」

駆け出してカズキの元に向かおうとする斗貴子を剛太が引き止める
「しかしカズキが!」

「あいつはこんなんでやられるようなたまじゃないそれは先輩が一番知ってるでしょ?」

しかし吹っ飛ばされたカズキは起きてこない

「なぁ〜んだつまんないの、意外と弱いね武藤カズキ…いや元ヴィクタースリー。仮にも化け物になった癖にこの程度とは…マジ期待外れ、さてとあとは雑魚しかいないから取り合えず核鉄の回収しようかな」

倒れているカズキから踵を返して少しずつ恐怖に脅えている護に近付いていく

「護!逃げろ!」

斗貴子と剛太はそう言い放つと護の前に立ちはだかった


「君はこの戦いの世界にいるべきじゃない。此処は私達が何とかするから君は私の部屋にある携帯から錬金戦団に連絡を入れてくれ。今の状況を説明すれば分かるはずだから…だから走れ!」


斗貴子に激を入れられやっといつも通りの護に戻る

「まったく、雑魚はあとでいいのに…じゃしょうがないから…先に死にな!」

護を守る二人に標準を絞って攻撃体制に入る少年
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