ミックス1
□ほんとはね。
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キミに伝えたかったけど言葉にできなかったんだ…
ほんとはね。キミのことが…
好きだっだ
ほんとはね。
桜がまだ蕾の3月…
今日は空座第一高等学校の卒業式の日
今卒業式が終わり教室で皆みんなとの最後の時間をすごしている
「一護〜!オレみんなとわかれたくねぇ〜よ〜!!」
「うるせぇぞ啓吾、最後くらいしっかりしやがれ!」
「まったく、これだから浅野さんは…」
「水色!おまえ最後の最後まで敬語かよ!ちくしょ〜!」
(まったく煩い連中だ)
僕は黒崎のグループに混ざらす一人で席に座っている。
普段は混ざるときもあるが今日は一人でいようと決めていたから…
気持ちの整理をつけたかったから…
でも…彼女の行動により僕はまだ気持ちの整理はできないと悟った
パシャ☆
いきなり写真を撮られた
「い…井上さん!?なしてるの?」
「えへへ☆、思い出にみんなの写真とろうと思って」
そう言うと使い捨てカメラを三台だしてどうだ〜と言っている
「三台もつかうのかい?」
「うん!みんなをたくさん写真におさめたくて」
そう言うとまた僕を写真に撮り始めた
「それにね、一番始めに石田君を撮りたかったんだ!」
彼女の言葉に僕の心が反応する