リクエスト1
□調理実習作品争奪戦!
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調理実習…それは男も女も勝負の日である…
調理実習作品争奪戦!
「あぁ〜女子達が今頃楽しく調理実習してるんだろうなぁ…誰か俺に実習作品くれねぇかなぁ〜…くれねぇよなぁ〜…でももしかしたら…」
「煩せぇぞ啓吾!少しは黙って課題をやれ」
「まったく、静かにしてくださいよ浅野さん。」
今日は女子の調理実習の日で(男子は自習)…クラスの男子どもは何故かみんなソワソワしている…
「何故って、皆女子の作品を貰いたいからだよ。僕は違うけど…」
「そうだぞ一護!!滅多にないんだぞ!女子の手料理が食べられる機会なんて!ましてや好きな子から貰えたらどんなに嬉しいか!!…井上さん俺にくれないかなぁ…」
井上の名前が出た瞬間に啓吾にパンチをかます。
「い、痛い!な、何すんだ一護!…ぎゃん!」
煩いのでもう一発パンチをかまして眠らせた
「一護は井上さんが絡むとすぐ反応するね」
何かを悟られたように水色に言われた
「そ…そんなんじゃねぇよ!ただ啓吾がうるせーから…」
「そうゆうことにしといてあげるよ」
水色はそう言うと自分の席で課題をやりはじめた。
(くそ…水色のやつ)
他の連中は気付いてないが俺は井上が好きだ…
だが、今までこんなふうに恋…をしたことがなかったからどうしたらいいか解らず毎日悶々としている。
水色はすぐに察して俺をからかうようになった…迷惑なことに
まぁとりあえず井上につく悪い虫は俺が一匹残らず叩き落とす…
つもりなんだが…一番の大物をまだ叩き落としていない
そいつの名前は…
石田雨竜…