リクエスト1
□嫉妬心と恋心
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「それじゃ恋次君、そろそろ行こっか」
「そうだな行くか」
おっと、俺が一人笑っていたらどうやら二人が動き出す模様だ。
それじゃそろそろ尾行開始といきますか
…
…
…
「で、井上今日は何処まで行くんだ?」
「今日のお店はね駅の裏側にあるからまずはそこに行こうかと思って」
二人の会話を聞いて俺はあることに気付く
駅の裏側って確か俺の記憶が正しければそこは…通称‘ホテル通り’と呼ばれている場所だ
どんなホテルか?そんなもの今更説明なんかいらないはずだ
強いて言うなら部屋にカラオケがあったりお風呂がガラス張りになってたり室内に変な販売機があったり、部屋を自分好みのジャンルで選べたり……って、まんま‘ラブホ’じゃねぇか!ヒントでも何でもねぇ!
と…とりあえず、そんなホテルが立ち並ぶ場所に二人が向かっている事実を俺はどうすればいいのか?答えがでない。そうウダウダやっている間にその通称ホテル通りについてしまった