リクエスト1

□嫉妬心と恋心
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今日は何時もより早く学校にきて井上を待つことにする


暫くすると校門のところに井上を見つけた


(あ〜あ…ぽけ〜と口開けて歩いてるよ、何か考え事でもしてるのか?あ、転んだ…大丈夫かアイツ?)


このままだとケガでも為かねないので声をかけて意識を取り戻してやるとするか

「お〜いいの…」

俺が声を掛ける前に井上に声を掛けるヤツがいた

「おっす井上!…朝から何してたんだお前」



「あっ!おはよう恋次君。いや〜今日もいい天気だね〜」


「いやいや!まず俺の質問に答えろよ…朝から砂まみれになってる理由を」



「あぁそれはさっきおもむろに転びまして…」


「はぁ、ったく…ほら後ろ向け制服はたいてやるから、前は…その…自分ではたけよ」


「うんありがとう恋次君。照れてる恋次君てかわいいですな〜」


「ばか言ってねぇでしっかりはたけ!」


そんなやりとりをしながらの二人を見て…


「イチャつきやがって…アノやろぅ…」

恋次に初めてこの上ないほどの殺意を覚えた

その後ろ姿を見ていたK君の話


「負のオーラを纏った殺人鬼が手を震わせて立っていた」

後にそう語っていた
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