NL部屋
□伝えたいキモチ
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俺達が世界中を移動するのに欠かせない、アルビオールの優れた操縦士で、俺達にとって大切な仲間の一人、ノエル。
それ以上に俺には気になる存在で
ノエルにとっては俺なんかただのありふれた存在で、きっとなんとも思ってないんだろうけど
けど、もっと
近付きたいんだ
「ルークさん?」
考え込んでいたせいで黙り込んでいた俺を訝しむ様に、ノエルは俺の顔を覗き込む様にして様子を伺ってくる。
う、やっべ…なんかすげードキドキしてきた。
「あの、さ…ノエル、俺…言いたい事があんだけど、」
すげー喉が渇く。
ゴクリと呑んだ唾はほとんど無に等しくて。
つーか俺、今絶対顔赤い!くっそ〜かっこわりぃ。
ただならぬ様子の俺に何かを察したのか、今度は控え目な声で名前を呼ばれる。
なんか…心なしかノエルも顔赤い?
じっと見つめて、俺より一回り小さなそっと手に触れると小さく肩を揺らして、「あ」と声を漏らした。
嫌がっては…無いよな…?