キルリレー小説★

キルリリレー小説企画です☆(ぱちぱち〜)
みなさんで一つのお話を作ってみませんか?
マイペースな管理人なのでかなりフリーダムな内容になるかと思いますが、気軽に参加していただけると嬉しいですv

≪ルール≫
・この説明書きの最後にある『書込』から本文を送信してください。
・『題名』には番号を記入してください。【例:トップバッターの方が@(本文)、その次の方がA(本文)といった具合に】
・書きたい人が、書きたい順に、書きたい所まで。(同じ人が連続で書き込むのは原則として駄目です)
・文章の長い短いは問いません。(…が、極端に長い(ワンマンショー)、短い(一行だけとか)はお控えください)
・出来たら次の人へと回してください。(報告はなくてもOKです)
・前の人が更新してたらその次の人が続きを書く、といった具合に。
・時間差(僅差な)の問題等でダブってしまった場合は、先に書かれた方を優先です。(まぁ、滅多とないとは思うけど、もしそうなってしまった場合は後の方の文章の続きは管理人が責任を持って書かせて頂きます…笑)
・前の方の文から全く関係のない(前後の文が繋がらない)展開になってしまう場合は、流石に軌道修正します。
・名前欄は記入してくだされば嬉しいですが、匿名でも構いません。(無記入だと投稿できないので“ナナシさん”とかお好きな感じで)
・途中参加&何度でも参加自由です。
・自由に妄想して書いてください(笑)

そんな感じですv
文章書いたことないorただの通りすがりです、という方でも興味がありましたらちょろっと続き書いてくださるとわたしが喜びます^^

まず、管理人から始めてみます。
続き、よろしければお待ちしています♪

それでは、スタートです→

[書込]

07/20(Mon) 21:51
G



ひんやりとした掌からは想像もつかないくらい熱いキールの眼差し。熱を孕んだ瞳に捕らえられ、リッドは硬直した。
「……っ、く」
キールの手が脇腹の辺りをなぞる度に、くすぐったいような、それでいてぞわぞわとした感覚が全身を駆け巡っていく。
「リッド……」
再び唇が重ねられて、息苦しさにリッドは喘ぐ。ようやく唇が離れた時、切なげに頬を赤らめているキールの表情が目に映った。ぼんやりとした思考のまま、リッドは息を吐く。

「……ケチャップだ」
「…………は?」
ポツリと。リッドの口から出たその単語は、たった今の行為と全く結びつかず、キールは頭上に疑問符を浮かべた。
「ケチャップの味がする……」
続くリッドの言葉にキールは混乱しながらも、先ほどの食事の内容を思い出した。

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05/14(Thu) 23:26
F
通りすがり

結論から言うと、ファーストキスがレモン味だなんて嘘だった。
尤も、その答えはもっと前に出していなければ意味を成さないものだったのだが、熱に浮かされた頭ではそんなことに気付く余裕もなかったと、後に青年は語ることとなる。

「ふ、っ……んん……」
口内を舐られ、下唇を食まれる。その度にぴりぴりと背筋を駆け回る感覚は、確かな快楽だった。絶え間なく与えられる口付けは酷く甘い。貪られるまま体を委ねれば、それは益々深くなっていく。
「……リッドが悪いんだからな」
「な、んっ……」
「リッドが、悪い」
発せられた声音から熱が滲む。
冷えた手のひらが、リッドの脇腹をゆるく掠めた。

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06/29(Sat) 23:19
E


「……っ、は……」
 重ねられた唇は先程見て感じた通り、少しかさついていた。
 躊躇いがちにゆっくりと押し当てられる唇の感触にリッドは思わず瞳を閉じてしまう。そうすれば見えなくなった分、キールの動き一つ一つに敏感になり、余計に恥ずかしさが増す。
 触れている所から伝わってくる相手の体温が妙にリアル過ぎて、逆にリッドから正常な判断を奪っていく。その証拠に、与えられる口付けが次第に深くなっていっても、リッドはそれを拒む事が出来なくなっていった。
 何度も、何度も、角度を変え繰り返される口付け。啄むようなそれの合間に漏れ出るキールの甘い吐息が、リッドの理性を危うく崩していく。
「んっ……!」
 息をするのを忘れていて、リッドは固く結んだままだった唇をそろそろと開いた。すると、それを合図と受け取ったキールの舌が入ってくる。
 ぬるりと絡んだ舌先にリッドの肩がビクリと震えた。

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05/28(Tue) 22:21
D
咲子

「っ、」

やばいと思った。でも止めなかった。というか、止めるという選択肢なんて最初から俺の中にはなかったのかもしれない。

(本当は期待してたんだ)

少しかさついているキールの唇は緊張からか僅かに震えており、それにつられて俺も妙な緊張感に襲われる。でも、止めない。止める必要もない。覚悟はしていた。キールはそんな俺に答えを示した。気の迷いじゃないと。本気なんだと。言葉だけではなく、態度で俺に示して見せた。ただそれだけ。それだけなんだ。数秒の後、俺は無言のままキールの首に腕を回した。他意はない。床に尻餅付くのが嫌だなー…とか、まあそんな程度。でもキールは違う意味に取ったらしい。そのまま壁を背にズルズルと床に押し付けられて、俺は結局尻餅を付いた。痛くなかったから文句は言わない。

「キール…?」

どうした、と発する前に口を塞がれた。

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03/20(Wed) 10:28
C


 ほんの一瞬、傷付いた表情を覗かせたキールにリッドの胸がドクリと一つ大きく鳴った。
「…退け、って言ってんだよ」
 何か言いたげに開かれたキールの薄い唇からは音が発せられる事なく、そのまま下を向いてしまった。
 それっきり何の反応を見せてこない相手に少しばかりの苛立ちを覚えながら、リッドは先程口に出した言葉をもう一度唱える。早くこの現状から脱け出したくて自然と口調も強まる。
 どちらにせよ選択肢は二つしか残されていない。それはお互いに解っていた。どちらを選ぶにしてももう後戻りは出来ないのだ。
 もうただの幼馴染みではいられなくなってしまったのだと、こんな状況下でも妙に冷静でいられる事にリッド自身が一番驚いていた。
 それまで下を向いていたキールの頭がゆっくりと持ち上がった。
 余裕のない、だが、何かを決意したかのようなダークブルーと視線が絡む。リッドの胸がまた一つ大きく鳴った。
「……嫌だ」
 ギュッ、と。掌に熱を感じてその先に視線をやると、キールの手がリッドの手に重ねられていた。そのまま壁に縫い止めるように繋がれ、元々ゼロに等しかった距離がさらに縮まった。

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03/11(Mon) 14:39
B
咲子

(なんであんなこと云っちまったんだろう)

こうなってしまった原因でもある先程のやり取りをぼんやりと思い返して、「ほんと、何やってんだ俺…」と僅かに口角を引き吊らせる。本当は溜息のひとつくらい吐いてやろうとも思ったが、事の原因が自分の発言であると自覚しているため、流石にそれを実行に移すほど馬鹿ではない。

(それに…)

こちらの様子を窺いながら、頬に触れていた右手を所在なさげに彷徨かせているキールに視線を合わせる。居心地が悪そうに、キールがほんの少しだけ身じろいだ。

(…なんで、そんな泣きそうな顔してんだよ)

泣きたいのはこっちだ、馬鹿。何なんだよ、先刻まではあんなに勢いづいてたのに…と思い、馬鹿馬鹿しくなった。何を考えているんだ、俺は。そもそも、あの石頭で融通の利かない堅物のキールが何の考えもなしにこんな行動…いや、最早暴挙とでも云うべきか…に出るはずがない。だが、それは少なくとも俺が知る限りではの話だ。しかし、だからと云って俺のことをからかうような風でもない。その証拠に、先刻からキールの目は至って真剣なままこちらを見ている。俺の幼馴染みは、誰の目から見ても明らかに本気だった。

(止めてくれ)

耐えきれなくなって、俺はキールから視線を逸らした。あの瞳だけで自惚れそうになる自分が心底嫌になる。

「…しないなら、退けよ」

この世には一時の気の迷いという言葉もある。間違いなら間違いで片付けてやりたい。その一心で、俺は今まで閉ざしていた口を開いた。

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03/11(Mon) 06:08
2
miyuki

〜数分前〜
「なあ、キール。ファーストキスはレモン味、って本当だと思うか?」
リッドの話は突拍子すぎる。現に、キールは飲んでいたコーヒーを吹き出しかけた。
「•••何故僕に聞く。それと、僕は知らない。」
少しの沈黙の後、律儀に答えてやる。だが、なんとも答えになっていない。
「ふ〜ん。答えになってねぇ。」
そもそも、何故このような話になったかというと、リッドがただCCレ※ンのような何かを飲んでいただけだった。
ただ、キールはリッドが好きだ。likeではなく、LOVEの方で。
そして、リッドのファーストキスを奪うという目標があるので、ひじょ〜に気になる質問であった。
そのため、いい機会だと思ったのか。
椅子を鳴らして立ち上がると、壁にもたれて立っていたリッド手からジュースを奪う。
それを近くのテーブルに置き、ジュースを取られてさまよっているリッドの手を掴み、壁に押し付けた。
そのまま、驚いて硬直しているリッドに向かって言う。
「•••なら、僕としてみるか?」

これが、数分前の出来事(出来心)。


HP
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03/10(Sun) 17:32
@



(――アレ…? なんで、こんなコトになっちまったんだっけ…?)

 力任せに壁へと押し付けられた背中がズキズキと痛む。振り解こうと思えばいつもなら簡単に振り払える腕も、何故か力が入らなかった。
 目前にあるキールの眼差しがあまりにも真剣すぎて、これは冗談なんかではないという事が痛い程伝わってくる。
 それを認識した瞬間、全身がまるで石にでもなってしまったようにピクリとも動かなくなってしまった。目を逸らせたいのに、自分の意思とは反してそうすることができない。そのくせ、顔だけは異様に熱くて、今にも爆発しそうな鼓動の音が相手にも聞こえてしまうのではないかと思いリッドは焦った。
「……キー…ル」
 やっとの事で出した声は緊張の余りに掠れていて、リッドは情けない自分の現状に心の中で舌打ちをした。
 リッドの顔のすぐ隣――壁に付いていたキールの右手がゆっくりと移動し、頬に触れてきた。初めあれだけ意気込んでいた割には、恐る恐るといった具合に触れてくる指。それは、彼がまだこの先へと進む事を躊躇っているようにも見えた。
 リッドは混乱しそうになる頭で、ほんの数分前までの自分達の会話のどこにそんな要素があったのかと必死に記憶を辿っていた。

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