キルリレー小説★

▼書込み 

05/14(Thu) 23:26
F
通りすがり

結論から言うと、ファーストキスがレモン味だなんて嘘だった。
尤も、その答えはもっと前に出していなければ意味を成さないものだったのだが、熱に浮かされた頭ではそんなことに気付く余裕もなかったと、後に青年は語ることとなる。

「ふ、っ……んん……」
口内を舐られ、下唇を食まれる。その度にぴりぴりと背筋を駆け回る感覚は、確かな快楽だった。絶え間なく与えられる口付けは酷く甘い。貪られるまま体を委ねれば、それは益々深くなっていく。
「……リッドが悪いんだからな」
「な、んっ……」
「リッドが、悪い」
発せられた声音から熱が滲む。
冷えた手のひらが、リッドの脇腹をゆるく掠めた。

☆の付いている部分は必須項目です。

名前

題名

メッセージ
1,000文字まで

あなたのフォレストID

あなたのパスワード

削除pass

文字の色



アイコン


画像認証
不正な書込みを防ぐために行います。下の画像に5桁の文字が書いてありますので、その文字を半角英数字で入力してください。文字が読みにくいときはで画像が変わります。

文字入力:

投稿規約をご確認のうえ、同意する

※投稿規約をお読み頂き「同意する」にチェック入れて送信して下さい



[戻る]



©フォレストページ