キルリレー小説★

▼書込み 

03/11(Mon) 06:08
2
miyuki

〜数分前〜
「なあ、キール。ファーストキスはレモン味、って本当だと思うか?」
リッドの話は突拍子すぎる。現に、キールは飲んでいたコーヒーを吹き出しかけた。
「•••何故僕に聞く。それと、僕は知らない。」
少しの沈黙の後、律儀に答えてやる。だが、なんとも答えになっていない。
「ふ〜ん。答えになってねぇ。」
そもそも、何故このような話になったかというと、リッドがただCCレ※ンのような何かを飲んでいただけだった。
ただ、キールはリッドが好きだ。likeではなく、LOVEの方で。
そして、リッドのファーストキスを奪うという目標があるので、ひじょ〜に気になる質問であった。
そのため、いい機会だと思ったのか。
椅子を鳴らして立ち上がると、壁にもたれて立っていたリッド手からジュースを奪う。
それを近くのテーブルに置き、ジュースを取られてさまよっているリッドの手を掴み、壁に押し付けた。
そのまま、驚いて硬直しているリッドに向かって言う。
「•••なら、僕としてみるか?」

これが、数分前の出来事(出来心)。

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