《未来編》
妊娠37週ぐらいに実家に帰った。毎日アパート探しで歩き回った。38週のある日、その日はパパと従姉たちが遊びに来てた。朝から膀胱炎みたいな症状。おしっこしたいって思ってトイレ行っても全然出なくて夜みんなでテレビ見てるとあれっちょっとお腹痛い。それが痛くなったり治ったり。お母さんに「陣痛」とか言われたケド分からない。「間隔計ってみたら?」って言われて計ったら5分間隔に。でもそんな痛いって訳じゃなくてお腹軽く擦ってた。病院にしたら入院の準備して来てくださいって。みんなに、「えっ陣痛ってもっと痛いもんでしょ?」って言われた。でも全然平気で行きの車の中一人で歌ってた。病院に着いたら子宮口3a。な〜んだ3aかぁと思って帰ろうとしたら看護婦さんに「入院」って言われてビックリ。産まれるの?って感じだった。産まれる様子もなかったので家族は帰された。病室に着いて看護婦さんに「寝れるときに寝ておきなさい」って言われた。だから普通に寝ようとしたらちょっと痛い陣痛開始。最初は病室に居たけど周りに気を遣うので陣痛室に移動。どんどん痛くなって来て藻掻いてた。助産婦さんに「まだ?」って何回も聞きまくった。「明日の朝には産まれると思うょ」って言葉を頼りに時計ばかり見ていた。5時頃やっと10a。でも歩けなくて車椅子で分娩室へ。お産が重なってたせいか部屋から誰もいなくなる。『えっ出てこない?大丈夫?』って不安だった。ようやく産まれそうになって先生到着。そして5時44分未来出産。ところが胎盤がなかなか剥がれなくて出血多量。やっとのことで処理が終わったら看護婦さんが電話を持ってきた。「家族に連絡取れますか?」って。『えっ自分で電話するの?』って思いながら旦那に報告。想像してたのは分娩室の前で家族が待つシーン旦那は「えっもう産まれたの?」って驚いてた。てか病院に提出する資料に家族の連絡先ってあったじゃん。携帯使用禁止なくせして…。自分でそろA生まれそうとか連絡できる訳ないじゃん。何か家族みんな知らない間に出産して淋しい出産だったなぁ。しかも病室に戻るときに貧血で倒れちゃって。それなのにそこは出産直後から母子同室。おっぱいって泣かれたけど貧血でフラフラだしと思って看護婦さんに言ったら、「寝ながら添い乳できるでしょ」って冷たく言われた寝れないしフラフラするしって出産当日から大変でしたぁ。しかも病院のご飯不味すぎ食が進まなくてじぃに弁当買ってきてもらったり。入院中はみんなカーテン閉めきって話せる状態じゃなかったし。とにかく早く退院したくてしょうがなかったぁ。これが未来の出産デス。

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