Novel[Seven]

□Immer
3ページ/7ページ

「ルーゼ様105連勝!」
傷心のルシファーに、さらに追い討ちをかけるように歓声を上げたのはサタン。
その隣では満足そうにリヴァイアサンが頷いている。
「トータル200連敗おめでとう、ルーシィ」
恨めしげな視線もどこ吹く風、リヴァイアサンは止めの一言を言い放った。
「今日も儲けさせて貰ったよ」
「ってゆうか、ルシファに賭けたのアスだけじゃん」
ティーポットを抱えたベルフェゴールの言葉に、石化したルシファーが灰と化す。
「下じゃないから、ルシファ絶対説は採用出来ないし」
「サティもヴィータもフィールもヒドい…」
なんとか復活したらしいルシファーがぼやくが、誰も気に留めない。
ルシファーが本格的にいじける前に、救い主が現れた。
「それ以上ルシファを苛めないでくれ。次の戦いまでに復活してもらわないといろいろ困るからさ」
シフォンケーキと共に、マモンが扉を潜る。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ