日記SS

□郡頼
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※(悪いことしてないのに)手首を拘束された夢をみたので、二人にそんなシチュをやってもらいました(笑)



寂しいつもりはなかった。
ただ、温もりが欲しくて、恋しくて…。
気づけば「抱きしめろ」と口走っていた。
頼の言葉に、郡山は蕩けるような笑みを浮かべる。
床へ縫い付けるように覆いかぶさられ、頼は近くなった温もりにうっとりと目を細め、その背中に腕を回した。
すると突然、郡山は抱きしめるのを辞めると頼の両手を胸に寄せ、どこから出したのだろう。
黒いベルトはあっという間に両手首を拘束してしまい、頼はひゅっと息を飲んだ。
「郡山…?」
「もっと、抱きしめてあげる」
自由の効かない恐怖があるはずなのに、逃げ出したいはずなのに、郡山が再び覆いかぶさってきた事がたまらなく嬉しい。
毒されている。
でも、それがたまらなく幸せだと感じている。
正常な判断はどこへおいてきてしまったんだろう。
激しくなっていく温もりに、頼はただただ喘ぐしかできなかった。

おしまい。


うん、後先なにも考えず書いたらこうなるね!(笑)
もうちょい練り練りしてから書けばよかったな〜…。
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