短編
□誕生日計画
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2店舗目の洋服屋さん。
大人っぽい服がいっぱいで、普段私が着るような服とは全然違うから正直何がええか分からん。
「夢莉~難しそうな顔しとんな笑」
「、べ、べつに」
「まぁ無理はないよね、夢莉はいつも古着とかそうゆう系やもんな笑」
「分かってるなら助けてよ~」
「助けてくださやろ?笑」
「助けてください、よしこ様」
「も~しゃーないな笑」
「ありがとうございます~」
「でもさ、服って誰でもあげれるくない?笑」
「それはそうやけど、、」
「もう諦めてる感じね笑」
「え?」
「自分にしかあげられへんものあげたいんちゃうの?笑」
「でも、そんなのさ、、」
「無理やない、私を誰やと思ってんの?」
「よしこ様?」
「ふふっ任せなさい!!笑」
「え、どうすんの?笑」
「作ればええやん、この世のひとつしかない夢莉しか渡せへん物を。てことで、ここで作ります!!」
「なにを!?笑」
「ここ、自分でオーダーメイドして服作れる店やねん!やから彩に似合いそうな服夢莉が作ったら?お揃いでも良くない?笑」
「すごい!確かにいいね!!
でも私に作れる?」
「やから私がおるんやん?笑」
「そうでした、、笑」
「あ、私もお揃いにしようかな~」
「それはまた今度、さやりんりそで来よ笑」
「はいはい、今日はさやゆーりですか笑」
「そうやで~笑」
とゆうわけで、彩ちゃんに似合いそうなそして私も着れるような、服を作ることに。
洋服作りって案外難しくてアカリンもちょっとデザインとかだいぶ悩んでるくらち。私なんて全然思いつかんし。
どんなんができても彩ちゃんと私しか持っとらんって思うだけで私はええんやけど笑
アカリンとひたすら考えていい感じのデザインを仕上げてお店に頼んだら、良いですねって言ってもらえて安心した。
あとは、お店の人の力を借りて洋服にするのみ。
彩ちゃん喜んでくれるかな。