☆秘密の恋☆

□4.入学式を終えて
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そんなこと話してる間に入学式が始まった。


新入生が入場してくると急に2・3年生の席がざわつき始めた。

よく見るとみんなあの辺見とる、、あー噂の可愛い子たちかなってすぐ分かるくらいの可愛さ。

パッと太田くんの方を見ると、たしか谷川くん?と上西くん?と3人でその可愛い子たちの方を見ながら話していた。

あの中にタイプでもおるんかなー

なんて私は何を考えとるんやろ笑

でもなんか嫌やな〜って思っていると"太田夢莉"と名前が呼ばれ太田くんが壇上へと登っていく。

「え、朱里?なんで太田くん?」

「ちょっとさや姉!ちゃんと司会聞いてた?
夢莉は難波高校の生徒会長なんよ!」

「あーそうゆうことか!!」

え、待って、イケメンでみんなからモテて生徒会長って凄すぎやろ!!!


太田くんが話している姿を見ていると目線が新入生の女子が座る席で止まっている。

よく見てみると、あ、やっぱり可愛い子たちの4人のなかの誰かを見ていた。

何故かめっちゃ落ち込む。別に太田くんのことが好きなわけじゃないのに。

なんて思いながら見ていると太田くんと目が合った気がした。
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