☆憧れの人の隣☆

□第5話
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彩side


入学式が終わりHRも終わって家に帰る。

朱里と家が近いからいつも2人で帰るんやけど、、

私と朱里の前を歩いてるあの綺麗な子が気になって仕方がない。


「あれ~梓やん!夢莉も!!」


うわっ朱里話しかけんのかい!

さっきも話しとったしな、仲いいんかな。



「あ、朱里ちゃーん!!」
「朱里さんや」

「どう?この学校は?笑」

「楽しいよ~早速友達もできてん!」

「お、よかったやん!」


なんかめっちゃ目合うな、こっち見とるよな?あの子、


「あれ?彩さんやないですか??」

「ん?あ、奈々やん!久しぶり!」

「お久しぶりです!彩さんすっごい人気っぷりでしたね~相変わらずです!」

「ま、まぁね笑」


綺麗な子が朱里と話しながらもずっとこっちを見てた気がして、ボーッとしとったら声をかけられた。

よく見ると中学で同じバスケ部だった岡田奈々だ。


「あれ?知り合いなん?」

「彩さんとは中学で同じ部活やってん」

「へ~私、植村梓です!彩先輩と仲良くなりたいんですよ、とくに夢莉ちゃんが!!!」

「、え、わたし!?」


そういって、突き出された彼女は目をまん丸にしていたけど、そんな姿も可愛いと思ってしまった。

ほんまにこの子が私と仲良くなりたいとか思ってくれてたんかな。


「ほ~ら~夢莉ちゃん!ご挨拶!!」

「え、えっと、1年の太田夢莉です!
よ、よろしく、お願いします!!」

「あぁえーっと、山本彩です、よろしく?」

「は、はい!!」


夢莉ちゃんって名前か、可愛いな、、



「な~に2人とも見つめ合ってボーッとしとんの?これは波乱の予感かしら笑」

「あ、朱里ちゃんもそれ思ったんや!
私もちょっとそんな予感がしとった!!」

「さすが~梓!」

「やろ~あ、じゃあよかったらこの後、朱里ちゃんと彩先輩も遊び行きません?
人数多い方が絶対楽しいし!!」

「せやな!彩空いとるよな?笑」

「、え、?ま、まぁ」

「じゃあ決まりで!!!」


なんか勝手に朱里と梓ちゃん?で決めとるけど他の3人は大丈夫なんかな?

まぁ奈々は大丈夫やろうけど。

夢莉ちゃんとか完全に焦っとるし、奈々の横におるのは彩希ちゃんやっけ?たしかあの2人中学んときも仲良かったよな、、
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