☆憧れの人の隣☆

□第4話
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彩side


さっき朱里と話してた女の子2人。

どっちも可愛いなって思ってしまったけど、私はショートの女の子に目が止まってしまった。

すごく綺麗な肌をしてて、顔立ちもよくて、この世の人?って思うくらい綺麗な子やった。

見た感じは1年生っぽい。

私はまぁまぁモテるし色んな女の子が寄ってくるけど、本気で同性なんて好きになるわけないって思ってた。

けどこの子には初めて私から好意というものを持った気がする。



新入生が入場してきてさっきのショートの子を探してたら一瞬目が合った気がした。

どちらから先に逸らしたか分からんくらいのスピードで目を逸らした。

式は順調に進み私の出番になる。

相変わらずみんなキャーキャー言うとる。

なんで私がいいんか分からんけどまぁええか。

壇上にあがり生徒会長の挨拶をしとっても、やっぱり探してしまうあのショートの女の子を。

そして3組の席に座っている透き通った綺麗な子を見つけた。

けど、どこかボーッとしていて、こっちを見てるようででも目が合っていないようなそんな視線。

私はずっと彼女1人を見つめてる。

すると彼女の意識が戻ったかのように、パッと目が合った。あまりに急やったから私から目を逸らしてしまった。

いや、ほんまに綺麗すぎやわ、

私はあの子のこと、、、

いや、ただ綺麗って思うだけよな?

こんなドキドキするっけ、、?


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