☆秘密の恋☆

□13.屋上
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4限目の授業が終わり1度職員室に戻ってから屋上へと向かう。


そういえば、うちって屋上解放してるっけ

開いとんのかな~と思いながら扉を開けると鍵は掛かっていなくて屋上には既に夢莉くんがおった。



「ごめんな、待たせてもうた」

『いえ、大丈夫ですよ。
俺がちょっと早く来すぎただけです。』

と少し顔を赤く染めて言う。

こんなんやったら期待してまうやん!!

あかんあかん。





「あ、お弁当ありがとうな!
でもやっぱ毎日作ってもらうのは申し訳な、、、」

『弁当、一緒に食べませんか?』

「、、え?」

『あ、えっと、もちろん無理にではないんですけど、、、やっぱ無理ですよね、なんでもな、、』

「、、ええの??」

『え?』

「一緒に食べてええんかなって。
夢莉くん、生徒会長やし人気者やから周りにバレたら迷惑なんじゃ、、やから屋上まで呼んだんじゃないの??」

『そんなこと思ってたんですか?笑
俺は最初から先生と一緒に食べたくて誰も来ない屋上を選んだんですよ笑』

「そ、そうやったんや笑」

『はい、、えっと、一緒に食べてくれますか??』

「う、うん!!こっちこそ!!!」




まさかの展開にビックリやったけど一緒に食べれることになってめっちゃ嬉しい。


夢莉くんはまだ高校生なんに私よりいつも先を考えてるなって思う。


そんなところもかっこええなって。


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