☆秘密の恋☆

□5.HR
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『朱里ちゃん?』

「お、夢莉やん!どした?」

『あーそれ、職員室まで持ってこか?』

「さすがイケメンやな〜ありがとうな」

『うん、』

「んでー?聞きたいことあるんやろ?」

『まあね、、、あのさ、
朱里ちゃんって山本先生と仲良いの?』

「さっきも言うたやろ?
高校からの付き合いなんよ!」

『その、彼氏とかおるん?山本先生って』

「なになになに!?他人に興味無い夢莉が!?」

『うるさい!!んで、知っとる?』

「いないで、何人かの人と付き合ってたことはあったけどさや姉がなかなか本気で好きにならんかったんよね」

『ふーん、そっか、、』

「夢莉、好きなの?」

『いや、俺もようわからん、、
ただ目で追ってまうっていうか気に何ねん』

「それは恋やな!!!
お姉ちゃん嬉しいわ~夢莉が他人に興味持つなんて!しかも私の友達にねフフっ」

『いや、でも、本気でなかなか好きにならんのやろ?山本先生って、
俺にはむりやわ、人気っぽいし、』

「そう?夢莉のことなら好きになりそうやけどな、私の感が言うとるわ!
なんなら今度うちおいで?さや姉も呼んだるから!!」

『え、いいって、まぁ考えとくけど』

「ほんまに素直じゃないな~
あ、着いた!ありがとな?また連絡するわ〜」

『あ、うん!』



自分でも出逢ってその日に好きになるとかないって思うけど朱里ちゃんに言われたら認めるしかなくて、、

しかもこんな気持ちになるのも初めてやし

これが世間で言う"一目惚れ"ってやつなんだろうか?
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