混合

□呪術
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暇だった薫は一人で東京に来ていた

織田作と安吾と太宰にお土産を買いながら
歩いていたら
目立つ男の子が…

迷子かと思い話しかけると
どうやら違うみたいだ

名前を聞くと五条要と言う
五条家の人間らしく
話を聞く限り家にいていい扱いをされていないみたいだ

体にはいくつもの痣もある

兄もいるらしく
兄とも仲がよろしくないらしい


私は「家に帰りたくないなら私と暮らす?
不自由な生活はさせないよ
答えは今すぐじゃなくていい」と言うと

『明日まで待ってくれる?
明日また同じ時間に来るから!』

「勿論だよ!じゃあまた明日
ここで同じ時間に会おう」

『うん!』

彼は走って家に帰っていった
私は近くのホテルに泊まることにした




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