dream story

□優しい人
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13歳で乃木坂46に入った


右も左も分からない、進んでいのかさえ分からない私にたくさんのことを教えてくれたまいまい





私が20歳になる頃にはもうまいまいは乃木坂46を卒業してた





目が覚めればいつも変わらない景色の中にいて
大切なことさえ見えなくなってしまう




でも一緒にいた5年間で
生きてる意味も その喜びも まいまいが教えてくれたことで
「大丈夫かも」って言える気がするよ



今すぐ逢いたい その笑顔に





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「名無しさん〜、久しぶりだね」



変わらず優しい笑顔で笑いかけてくれるまいまい




『わっ、』



まいまいにぎゅっと抱きついた




「…っと」


『え?』


「ずっと…逢いたかった」




ずっと思ってた
一緒に活動してきた5年間
まいまいの役に立ててたのか、少しでも恩返しできてたのか





『…名無しさん。』




まいまいの方を向くと少し顔が赤い




『名無しさんは優しいね。私もずっと逢いたいかったよ』



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