07/24の日記

23:19
お食い初め
---------------
子供が生まれてから1歳までは特別な行事がありますよね。
私はあまり生後〇か月に…というのを守れませんでした。
中でも、お食い初め(百日祝い)はだいぶん遅くて、生後200日に行いました。
今回はそのお食い初めについて話していきたいと思います。


まず、1歳までの行事はなにがあるのかまとめます。
・命名式,お七夜:生後7日目の夜
名前を決める
・お宮参り:男児は生後31日,女児は生後33日(地域により風習が違う)
神社に参詣する
・お食い初め,百日祝い:生後100日目
ごはんを食べさせる(食べさせるふり)
・初節句:男児は5月5日,女児は3月3日
初めての端午の節句、桃の節句
・誕生日
一生餅を背負わせる

上記に加えて、ハーフバースデー(生後半年)をする方もいますね。

こうして羅列すると案外少なく見えますが、両家にお声かけをして仕出しを頼んだり料理を作ったり、集まる場所を確保したり…
結構忙しくて、1つの行事が終わるとすぐに次の行事を考え始めなけばなりませんでした。


お食い初めについてなのですが、私はしっかり首が座ってからにしよう!と考えていました。
しかし、なかなか首がしっかりせず、さらに首座りがよくわからず、先送りにしてしまいました。

そのため、普通は食べさせるふりなのですが、わが子は初めての離乳食になりました。
200日で離乳食開始は、少し遅いかもしれないですね。
役所から6か月検診の1か月後だったか「離乳食は開始できましたか?」と電話がかかってきました…。




そもそも「お食い初め」って何?という方もいらっしゃるかもしれません。
実は私の旦那も知らなかったみたいなのです。

お食い初めは子供が一生食べ物に困らないようにと行う行事で、食膳を食べさせるマネをします。
準備するものは
・料理
・食器
・歯固めの石
・衣装

まず料理ですが、これが大変。
とても私は作れません。なので、購入しました!
今は便利なのが売っているので助かります。


膳は男女によって色が少し違います。
男児:朱塗り
女児:外側は黒塗り、内側は朱塗り


食器は正式な物ではなく、 離乳食用のベビー食器を購入し実用する方もいます。
ちなみに私は、箱を開けたらそのまま食膳となる料理を購入したので、特別食器は購入もレンタルもしませんでした。
ほんと便利で助かります。

歯固めの石はお宮参りの時に祈祷してもらったものを使うのも素敵ですね。
私は、これまた料理のセットについていたので、そのまま使いました。
ちなみに私の母に聞いたところ「あなたのお食い初めの時は駐車場でそれっぽい形の石を拾ってきて使ったよ」ですって。
…笑って下さい。
そして、この石は箸置きではありませんからね!
ちゃんと器に乗せて下さいね。
旦那にレイアウトを頼んで、確認せず記念写真を撮ったのですが、なんと歯固めの石が箸置きになっていたのです!!
「箸置きまでセットになっているなんて、気が利くなぁ」ではありません。
…ほんと、笑ってください。

最後に服装ですが、これはなんでも良いと思います。
私は退院の時に着せた セレモニードレスを着せましたが、普段着でも問題ありません。
和装の場合は、昼間は白→夜になったら色付き、とするのが良いと思います。
生後100日目で「神の子」から「人間の子」になるのに着物の色を変えます。これは色直し式と言ってお食い初めの一部です。
両家集まって本格的に行う場合は、和装にこだわってみると高齢者は関心してくれるかもしれませんね。



さて、準備ばっちりできたとして、本番はどのように進めればいいのか…。
特に料理を口に運ぶ順番とかわからないのは、私だけではないと思いたい!

赤飯 → お吸い物 →
赤飯 → お魚(鯛)→
赤飯 → お吸い物 →
赤飯 → 煮物 →
赤飯 → お吸い物 →
赤飯 → 酢の物 →
赤飯 → お吸い物 →
赤飯 → 歯固めの石 →
赤飯 → お吸い物 → 赤飯

必ず赤飯を挟むんですね。
赤飯の次の料理はお吸い物と交互ですね。
地域によっても多少順番や回数が違うみたいですが、歯固めの石の儀式は最後にやります。


料理をあげる役割の人は「養い親」と言いますが、親族の中で最年長の同性が担います。
現在は男児なら祖父、女児なら祖母が担うことが多いみたいですね。

また、私は夫婦と子供の3人で行いましたので、親である私たちが担いました。
核家族が増えた現在、夫婦と子供のみで行う家庭も増えてきています。

養い親の膝にのせて順に料理を口に運びます。
箸を唇にちょんっと触れさせます。
子供のペースに合わせて、嫌がったらその料理はスキップするなど配慮してあげて下さい。


自分たちで全て準備して行うのは大変ですよね。
ネットなどでセットが販売されていたり便利にはなったと思いますが、それでもやっぱり…。
という方は、レストランや料亭などで祝い膳を出してくれるところもあるみたいですので、そこで行うのもオススメです。
準備や片付けの心配はいりませんし、部屋が汚れる心配もありません。


無理せず、自分たちなりの行事を楽しんでください。
機会があれば別の行事も紹介したいと思います。

他にもこんなことが聞きたい。というのがあればメールやメッセージをお願いします。
カテゴリ: 子育て

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ