青春☆サイダー

□1年生
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はぐしたリリーはとてもいい匂いがしました

「やばい、リリーいい匂い。やばい、フルーティ!」

恐らくシャンプーの香りだと思う
めっちゃいい匂い!

「…ソフィ、お前変態っぽいぞ」

シリウスくんの引いたような声が聞こえたけどわたしは知らない。
リリーの匂いを嗅ぐのにわたしは忙しいのです。ええ。この行為はたとえシリウスくんであろうと遮ることは出来ないんです

「ソフィ、少しだけ離れてくれると嬉しいのだけど…」

そう思った矢先、リリーにすら言われてしまえば離れざるを得ない……このまくっついてたら流石の流石に通報されてしまう。それはいやだ!せめてホグワーツを一目だけでも見たい……拝みたい!

「……。」

スネイプくんに至っては冷めた目をしてくる始末。なんだよいいだろ別に。女子同士のスキンシップなんてこんなものだから!……多分!よく知らないけど
もうここはジェームズにヘルプを求めるしかないか……とちらり視線を向ければ

「あ、こっち見ないで」
…爽やかな笑顔でそんな事言われるし。幼馴染にすら見捨てられて……わたし本当に泣いちゃうからな!いいのか!??
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