くりあすかいあっぷ(2部)

□この世界は
1ページ/3ページ

翌日、私たちは今ダイアゴン横丁へ来ている
まだ容姿交換魔法ができてないためフードを深くかぶっている
一見怪しいが子どもだし、魔法界にはいればさして目立つこともなかった
教科書を買ってからまたトムが歴史コーナーで立ち読みを始めた
なんかデシャヴ感がすごいな
「…繋がった」
「何?何だって?」
「ようやく繋がったんだ!わかった…いやでもこんなことが…。」
「??どうしたいきなり!?」
「これを見ろ。過去の日刊預言者新聞の切り抜き本だ。」
「何々…〈例のあの人がついに破れる、生き残った男の子〉…ハリーポッター?!」
「声がでかい!」
許してほしい、だってあまりにも…
こんなことってある?だってトムはヴォルデモートにはなってないんだよ??
「どういうこと…?ここはハリポタの世界そのままてゆーかヴォルデモート⁈」
「おちつけ、これは僕じゃない。…どうやらここは僕たちのいた世界線と違うらしい。」
「え…?どういうこと??」
「とりあえず詳しくはここじゃまずい。帰ってから話そう。」
「う、うん…後は杖だけだしね。」
「その前に…やるしかないな。」
「え?うわっ」
路地裏に移動してからトムが手を払いのけると私たちの間はけむりでつつまれた
お互いの容姿カラーが入れ替わってる!
「完成したの?」
「いやまだ未熟だ。目の色はそのままだし、短時間しかもたない。だがこれでオリバンダーの目はごまかせるだろう。」
あ、そっか彼は顔を知ってるもんね
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ