くりあすかいあっぷ(2部)

□入学案内
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そして翌年、どうやらついに来たらしい
ホグワーツへの入学案内だ
私たちのところへは、2人纏めてで手紙が届いた

【魔法使い少女、少年へ、
おめでとうございます
ホグワーツ魔法魔術学校への入学案内です、貴殿らは期日までに下記入の物を揃え…

…学校長 アルバス・ダンブルドア】

…ん?校長?!
「…そういえばまだ健在だったな。」
「トム、先生は嫌いなんかい。」
「あの人とは、元から気があわない。」
「ふーむ…あ、てかこれさ私たちの名前知らないってことだよね、ほら少女少年ってかいてあるし。」
「ああ。恐らく未成年魔法使いがいる場所だけがわかるんだろう…匂いだろうな。僕たちは1年前に突然現れたし、だから名前まではわからない。」
「ああ、たしかに。あ、名前書いて送る書類があるや…名前どうしようか?トム・リドルじゃまずくない?容姿、名前共に過去の人だよね…。」
「考えてある。容姿のカラーを互いに交換するんだ。そうすれば、ある程度の目は誤魔化せるだろう。」
「なるほど…ん?でも杖なしでそんな魔法使えるの?」
「わからない…でもやるしかない。
それと、名前については苗字だけ変えよう。2人とも同じものをつけよう、ミドルネームは無くして孤児だと最初からバラす程で…」
「う、うん。名前は、名前はそのままでいいんだねトム。」
「君はどうせ変えないんだろう、それにまだわからないのか。」
「???」
「僕は昔ほど、この名前は嫌いじゃない。…君が好きにさせてくれたんだろう。」
たまらず、飛びついた
トムにはうざがられたけど、受け止めてくれたからよしとしてやる
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