BloodyLover

□第一話
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いつも何かが足りなくて
何かが欠けていて、満たされない…



毎日毎日飽きるほどフェイタンの事を
考えて考えて、どちらが私の世界か
分からなくなっちゃった…




「なんか…どっちが夢か、分かんない…
 ねむ〜」


身体がフワフワ浮く様な感覚に頭の片隅でなんとなく違和感を感じながらも
すでに脳内はシャットダウンしようと
している
いつもの様に夢の国へ行く(寝る)の
だと思いながら既に重たい眼を閉じた
そう、いつもの様に…
ただ、それだけのはずだったのに…


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