short story

□遊園地
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坂田銀時で遊園地夢。
ずっと前に決めていた、むいちゃんとの共同企画夢です。
やっと完成致しました。
 
笑い有り、ホラー有りなドタバタな内容ですが、よろしければ読んでやって下さい。
ちなみに…ホラーはもう二度と書かないと思います!!

それではどうぞ…





実は!
町内会のくじ引きで、遊園地のペアフリーパスが当たったんです。

ホントだったら神楽ちゃんやお妙ちゃん達と来たかったんだけど…
チケット2枚しかないから、残念だけどそれは次回に回すことにしたの。


というわけで…今日は、銀ちゃんと遊園地に来ています。


さっきの前置きの一部は、銀ちゃんには内緒なんだけど…



昼食を済ませ、食後にソフトクリームを食べながら園内を歩いている私達。
銀ちゃんはチョコのソースがかかったソフトで、私は苺のソースがかかったソフト。

よそ見した隙に、自分のソフト食べ終わった銀ちゃんが…私のソフトクリームをパクッと食べた。

「うん。やっぱ苺もうまいな。」

「………。」


「そうだねー…こりゃミントちゃんとの間接キッスだったから余計うまいんだな!納得だわ。」


「…………。」



デカイ一口。私の三口分はあったかも…

『間接キッス』の発音が気持ち悪かった事はスルーしてもよ?

上の辺にかかってた苺が全部無くなってて、雪の積もった富士山頂のようになっている。
いや、もうこれ富士山じゃないよ。


どっちかって言うと天保山だよ。




許さない…!



・・・



表面上では怒りを表さない私。
ある建物の前を通った時、さりげなく立ち止まり、誘う。

「ねーねー、銀ちゃん。」

「な〜ぁに?」


ご機嫌で返事をする銀ちゃん。そりゃあ機嫌もいいはずだよね、チョコソフトに加えて苺ソフトも殆ど食べやがったんだから…


「私ここ入りたいな?」


「……?」

「やっぱり遊園地と来たら〜…お化け屋敷でしょ?」


「………。」
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