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□結婚会見
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結婚会見(2年後設定です。お相手は一般人なので羽生くんお一人での会見になります)



《まず率直に、今の心境は?》


「ホッとしている。というのがまず正直な感想です。交際期間が長かったというのもあって、その間、本当にいろんな事がありました。嬉しいことも悲しいことも当然なんですが、乗り越えていかなけばならないことがたくさんあって。そういう日々があってこその、今なので。こうして、この日を迎えることが出来て、本当に嬉しく思っています。」



《プロポーズの言葉は?場所は?》


「...えーと、シンプルに。結婚しよう。と伝えました。場所は...うーん、屋外、とだけ言っておきます。」



《結婚の決め手は?》


「特にこれといったところは無いですけど。色々な要素が重なって、自分の立場とか、お互いの考えとか、時期とか。全てを自信を持って受け入れられる、と思ったのが今だったので。」



《お相手の方の好きな所は?》


「まず、自然体でいられるところですかね。お互いが小さい頃から知っている間柄なのも関係していると思うんですけど。あとは、...そうだな、いつも笑顔でいてくれるところ。ほんとに、よく笑う人ですね。...それと、...やっぱり一番は、あまり動じないところですね。そういった部分は、素直に尊敬してますね。」



《普段はお互いなんと呼び合っているんでしょうか?》


「普通に、お互い下の名前で呼びあってます。」



《羽生選手の試合などはよく観にきておられるのでしょうか?》


「...うーん。どうですかね、来るときもあれば来ないときもあれば...て、当たり前ですよね。えーと、すみませんよく分かりません。僕の方から来て欲しいとお願いすることもほとんど無いですし、だいたいは彼女の方から事後報告で知ることが多いですね。「観てたよ」とか。でも、今はほとんどはテレビの前だと思います。」



《応援に来てくれたとき等、彼女の為に頑張ろうとか、そういった思いは?》


「そうですね...えーと、まず断言できるのは、彼女の為に頑張ろうという思いは無いです。僕は彼女の為にスケートをやっている訳ではないので。それは全く思わないですね。ただ、彼女からの応援はやはり力になりますし、そういったところでは、支えてもらってるなって感じています。」



《将来お子さんは何人欲しいですか?》


「そうですね、お互い兄弟がいる環境で育ってきたので、僕はたくさん欲しいと思いますけど...その辺りは、うーん...要相談ですかね?」



《どのような家庭を築いていきたいと考えていますか?》


「普通の。普通の家庭がいいですね。それが一番贅沢で、難しいことだと思うので、そこはあえて、欲を出して。全部叶えていきたいと思っています。」



以上で終了となります。



「最後になりますが。一言お話しさせてください。僕は、25歳を迎えるこの年に、新しい人生へ向かい歩み始めます。人として、スケーターとして、より成長できるよう、皆様への感謝の気持ちを忘れず、これまで以上に、一つ一つの演技、作品と向き合って、精進していく所存です。
まだまだ未熟な部分が多いかと思いますが、今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
本日は、お忙しい中お集まりいただきまして、本当に、本当に、ありがとうございました。」
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