星の煌めき
□Yellow Lily
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「先生!此処わからないんですけど!」
魔法薬学の授業が終わると一目散にノートを持ち、セブルス・スネイプの元に近寄る少女。
もといヴィネ。
「此処の説明は先程したのだが」
「先生にうっとりしていて聞いていませんでした!」
爽やかにそう答える少女のクラスはグリフィンドールの筈だ。
グリフィンドールの皆から嫌われている彼にどうして近寄り、話までするのか。
皆不思議で仕方がなかった事だろう
まあ話を戻すが少女は彼にお熱な訳だ
「ミス・グレンジャーに聞けばよかろう」
「彼女は彼氏連れて、行っちゃいましたー!」
しょうがないと渋々質問を聞いていたが段々苛立ってきているスネイプ。
正直苛立つのも頷ける
最初は魔法薬学の事について質問をされていたが段々と一人暮らしですかーやら彼女いるんですかーやらとプライベートについて質問しだした
「…もう次の授業の準備をしなくてはならんのでもう質問は無しだ」
「えー」
彼女の有無などのプライベートについての質問に答えず逃げるように……と言うか逃げた。
「じゃあまた次の授業の時質問の続きしますからね!」
まだ終わらないのか、と思いっきり顰めっ面をして
「時間があったらやってやろう」
そう言葉では言ったものの如何逃れてやろうかと作戦を考えていた