砂のお城

□もしかして
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張っ倒してやろうかこの野郎
という考えが頭に過ぎるも砂になれなくても強そう…というのと一応でも命を助けてもらった恩人。私にそんな無礼な真似はできない!というので我慢した。

「じゃあクロコダイルでいいね」
「まあ良いだろう」

と、言われるがままについていった。
…でけぇなこいつ。何で頭1.5個分ぐらい上にあんの?ありえな

「Hey!クロコダイルどこいくんだい?」
「黙ってついて来い」

テンション高めでいったら軽く怒られた。普通の質問だろ!?いいじゃんか別に!

「ほら、もう少しだ」
「は?」

着いたのはカジノ。私にやらせて金儲けってこと?まあ私は、カジノとか結構得意ですけどぉ?やらなきゃって思うとできなくなっちゃう人なんですぅ

…自分で思っときながらイラついた

「モタモタするな置いていくぞ」
「ちょ、まだあんの?」

まさか台まで指定する気か…
ずんずんとカジノの中へ入っていく
だがどの台に向かう訳ではなく奥のVIPルームへ進んでいく
なに?経営者と知り合いなの?おとももちなの?

ずんずんずんずん進んでいるのにまだまだ歩みを止めないクロコダイル。というか周り海なんだけど馬鹿なのこの子?
と急にクロコダイルが止まったので小走りだった私はクロコダイルにぶつかってしまった
なので謝ると別にいいと言って怒ってなかったからまあいいだろう

「まあ、そこに座れ」

そこ、というのはきっとこの長い机の奥にある椅子だろう
なのでそこに座るとガシャンと嫌な音がしたので恐る恐る手元をみると…
さっき彼にとってもらったような手錠がかかっていたしかも海楼石のやつ
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