砂のお城

□時の流れは早い
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それからは誰も話す人が居なくて非常に!つまらなかった

部屋に戻ってもいいかと聞いても頑なに拒否をするので仕方なくクロコダイルの近くに居たが今回は怒られなかった

クロコダイル達の話も大変つまらなくて欠伸が出そうになったが必死で堪えた

「_______で、こちらが秘書のモニカです」

ぼやーっとしていると急に私の名前が出てきて驚いたが表情には出さない様にして

「モニカと申します。以後お見知りおきを」

最後に営業スマイルも加えて完璧だ

「ああ、モニカ君と言うのか。こちらこそよろしく」

髭をたくわえたご老人が人の良さそうな笑みで返してくれた

「私は良い秘書に恵まれて幸せ者です」

クロコダイルも営業スマイルでニコッと返した

それからはまたつまらなさそうな話を続け終わるとまた違う人と喋り始めた

正直うとうとしていると不意に肩を引き寄せられた

驚きで一気に目が覚めた

「綺麗でしょう?私の恋人なんですよ」

クハハハという何時もの笑いではなくハハハと愛想よく笑った。

相手もたいそう驚いていたが一番驚いたのは私だ。

はー?マジ意味不なんですけどー

とギャルっぽく言ってやりたいが今は目線で合わせろと痛いぐらい見てくる

「そんなクロコダイルったら恥ずかしいですわ」

オホホホといつもよりわざとらしくなったがしょうがない。

その事はもう後日聞こう。

明日は予定がある。夜か明後日。聞きに行こう

そしてもう寝よう。貴方が言うような子供の私にはもうおねむの時間何ですよ

貴方の恋人の私はまだ眠く無いんでしょうけどね!!
私は眠いの!!!

と叫びたくなるまで約1分前。パーティーは終わった

お客様方が帰られた瞬間私は猛ダッシュ、というか空気中の水分で床を少し凍らせて滑って行った

お風呂に入って着替えてベットへダイブ!!

今の時間は午前4時45分
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