砂のお城

□色めかしく
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先程言われたドレスとやらはどんなものだろう…とクローゼットを開けると一面にターコイズブルーが広がった
わお、と声が漏れてしまった
…が中にあったのは私が普段選ばない様な、女性らしく、エレガント、と言った具合に私には似合わなそうな物が並んでいた。

普段はデカいと言われ男と間違われる私には絶対に似合わないと思っていたもの

一度ロビンちゃんと買い物に行った時にも勧めてもらったものが沢山あった

「えーズボン系無いのかよ」

先ず思った感想がこれだ
しょうがないだろ?着たこと無いんだから…

「よし、メイドさん的なの呼ぼう!」

そんな使用人さん的なの居た気がする!
そう思ったのでいつも使用人さん達がいる場所……は遠いから此処から近い、尚且つ仲が良くなったマリンのところに行く事にした。

この後私はかなり後悔する。
そしてあることわざを思いつく
「後悔先に立たず」、そして…
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