砂のお城

□もしかして
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急に叫んだから変な奴だと思われるかもしれないが私は歓喜のあまり…だからしょうがないよね!

「うるせぇよ愚民ども」

やだわ怒ってらっしゃるこわい
だが私は愚民に含まれてない筈!なんたって叫んでいるのは私だけじゃないし、生まれて此の方一度も愚民なんて呼ばれたことがないからね!
そう、私は愚かではないのだ!

そんな事を思っているうちにずんずんと近ずいてくるみんなの英雄サマ。こわ
ああ!まず私を助けてくれるのね!

「さあ、私を助けて!英雄さん!」
「偉そうにしてると助けてやんねぇぞお坊ちゃん」
「そんな事言わないでさ…ってかお嬢さんと呼べ愚か者」

私はれっきとした女子だぞばかめ。私って言ってる時点で気づけ
ってかこうして見ると悪役顔だな…わるそ、私と違って

「すまんなお嬢さん。まあ助けてやるさ」

クハハハと笑いながら言うので腹が立つが檻とか手錠は外してくれそうだ。

「早くしろ英雄サマ」
「お前…これ海楼石じゃねえか」
「そうだ。ああ、お前も能力者か…じゃあ鍵でも探してこい」
「偉そうに命令するな」

と言いながらもバックヤードっぽいとこに行ってくれた。まあ他の人助けるためかもだけど

「まだかー英雄サマー」

見捨てたら訴えるぞーと付け足すと
チッと舌打ちが聞こえるとスタスタという音と共に戻ってきた

「ほらよ」
「サンキュー英雄サマ」
「……お前何の実食べた」
「そういうのは野暮ってもんさ。言ったら私が貴方に殺されてしまうよ。」

彼の能力は知っているスナスナの実を食べたスナ人間ってのだろ?彼にとって私は天敵じゃないか。殺されるぞ私が
生憎私はそれほど悪い事もやってないので懸賞金とかかかってないし情報もあんまない。いい子だからねモニカちゃんは!

「まあ良い。ついて来い」
「なんすか英雄よ」
「英雄って言うのやめろ。気色悪い」

気色悪いですって…
この野郎……
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