砂のお城

□もしかして
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「は!?何やってんの?ばか鰐野郎」

お前がさっき外した物をまたお前がつけるとかまじで馬鹿じゃん

てか力抜けるからマジでやめてほしい

「お前の能力は何だ?」

脅しですってかぁ?だってお前に言えば殺されるわ…ってさっきも言ったわこれ
まあ黙っとく。余計な事言っちゃいそうだし

「ああ、言い忘れてたがその手錠面白くてなぁスイッチ1つで手を切り離せるんだとよ」
「すいませんミズミズの実です。貴方の天敵のやつです」

即座に答えた。やっぱね、命は大切……両方死ぬのでは?
でも手錠はウィーンといって戻っていくし大丈夫なのか?

「え、殺しませんよね」
「さあな」

殺す気だこの人。

「まって、私はクロコダイル…さんに危害とか加えないから、ね?」

ね?とかわい子ぶって言ってみると鼻で笑われた

「分かんねぇなぁ…そうだ、じゃあ俺の下で働いてもらおうじゃないか」

然も今思い付いたとでも言うように言いやがる

「拒否したいんですけど」
「したら殺すぞ」

こっわ…もうwとか使えねぇ
いや、使ったことないわそれ

「でも私か弱い女の子ですからね!」
「まあ俺の近くで何かしててくれればいいさ」

聞いてないねばか!何かって何だよばか!
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