six colors boy

□1話 秘密の日課
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「何の得があって恥晒した店に通い詰めてるのあの人。どMなの?」
少し興味を示したのかチョロ松がやっと顔を上げる。

「だろー?気になるじゃん。 もしかして俺らに内緒で身内サービスされてるのかも。」

「身内は身内のせいでとっくにクビになってるって言ったよね?ね?」

おそ松は引き続きトド松を無視する。

「今日もせっかく学校休みだってのに絶対行ってるんだよ。
ちょっと見に行こうぜ。」

「暇だね…クソ松のクソな素行なんかクソ程興味ない。」

「ていうか僕はもうあのお店いけないよ。」

乗り気がない一松とトド松。

「ちぇー、じゃあシコ松行こうぜ。」
「シコ松じゃないから行きません。」
食い気味にキレるチョロ松の腕を掴むとおそ松はずるずる引きずる。

「なんだよ、そういうの好きそうな十四松誘えばいいだろ!」

「十四松も今日いねーし、あいついたら声でかくてバレるだろ!」

嫌々言いながらも結局落ち着き、おそ松とチョロ松は、例のカフェへ向かった。
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