Room2
□意地悪
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ジヒョside
サナは明るい。
一緒にいると伝染して周りまで明るくなるような、そんな雰囲気を持っている。
そんなサナの周りはいつも自然と人が集まってくる。
最近だって忙しくて二人きりの時間はない。
なかなか満たされない欲に私はイライラしていた。
(まただ....。)
サナとモモは仲がいい。
(私と付き合ってるに...。もしかして実はモモの事が好きだったりして?)
一度生まれた嫉妬心はなかなか収まらない。
(ああもう!私だってサナと二人きりで喋りたいし、触れたいし、キスだってしたいのに!!)
サナ「ジヒョ〜そんな顔して何考えてるん??」
気づいたら部屋には私とサナの二人だけだった。
「モモは??」
サナ「モモならさっき自分の部屋に戻ったよ〜」
やっと二人きりだ!!!!ずっと抑えてた理性が爆発する。
「サナ.....しよ?」
ビッリクリしたのか口を大きく開けてこっちを見ている。
サナ「そんな怖い顔して何考えてるのかと思ったらジヒョってば〜」
ヘラヘラ笑いながら近づいてきて私にキスをする。
OKサインだ。